護岸を頼りに
ムカシトンボ、ダビドサナエに続いて同時期に羽化を始めるホンサナエを狙って多摩川中流域護岸に訪れた。 何度か右往左往しながら眼が慣れてきたところで定位しているヤゴを発見。 ホンサナエ ♀(定位) D300S+AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G ヤゴの眼を見るとすでに羽化開始寸前の様子であることがわかる。 ホンサナエ ♀(羽化開始) D300S+AF-S DX Micro...
View Article見守られながら
これから羽化を行う為、水中から上陸しようとしているホンサナエの幼虫 D700+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED 羽化場所を探して移動中 D700+COSINA Carl Zeiss Distagon T* 2.8/25 ZF.2 水中から上がって来るホンサナエの幼虫を撮影する石橋さん...
View Article新緑の池で
現流域のムカシトンボに中流域のダビドサナエやホンサナなど、春を最盛期とする各種のトンボたちはいま羽化ラッシュの時を迎えている。 この週末は天気が不安定であった事により遠征を控え、初心を忘れないようにと近場の池に足を運んだ。 池の様子 D700+Cosina Carl Zeiss Distagon T* 2.8/21 ZF.2 まだ多くの枯れガマに支配されつつも所々に新緑が見られる時。...
View Article再びアジアイト
このところ平日は子供たちとの遊びを楽しむ時間が増え更新をサボっております。一週ズレこんでしまいましたが続きを更新。 20日の日曜日は娘を連れて再びアジアイトトンボの羽化観察を楽しんだ。前日とは打って変わって気温が低く肌寒い曇り空。 しかし、羽化のハイシーズンであればそんな天気も気にすることなく楽しめるのがトンボの羽化。 アジアイトトンボの幼虫 D300S+AF-S VR Micro-Nikkor...
View Article水辺の草はらで
羽化を観察した水辺の草はらには、先に羽化を済ませた個体が数多く姿を見せてくれていたので、 たくさんいるうちにオスメスの単体撮影をしておこうと思いカメラを向けた。 アジアイトトンボ ♂ 都心にある公園の池や多摩川のワンド、さらに支流の淀みや水路など、いずれも多少の植生がある水域で普通。 僕の観点からではあるが定期的に草刈などの管理がされている水域をより好み生息しているように感じている。...
View Article写真集のお知らせ
PIE International+PIE BOOKSより 「世界の美しい虫」 見惚れてしまうほどに美しい昆虫を集めた15cmカクの小さな写真集です。 昆虫写真家の先生方が撮影された海外に生息するカラフルな甲虫やチョウ、カマキリなどに加えて、 今回は関東圏にて僕が撮影したトンボやチョウなどの写真を嬉しくも掲載していただけました。 是非、お手にとって見ていただければと思います。...
View Article羽化色も随一
今年のゴールデンウィークは前半に昭和の日を挟んだ飛び石連休となり、後半の4連休は日頃のおこないが悪いらしく、 5日、6日は生憎の空模様となり、短くも物足りなさを感じたゴールデンウィークであった。 ゴールデンウィーク前半はその頃に羽化の終盤を迎えてしまい、僕のようなサンデーカメラマンがギリギリ間に合うかどうかの 瀬戸際ものであるアオサナエの羽化を狙って、通い慣れた河川へと足を運んだ。...
View Articleアオサナエとセット
無事に羽化を済ませて飛び立ったアオサナエを見送った後、場所を変えて別のサナエトンボの羽化を狙った。 ヤマサナエ ♀(羽化) D300S+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED 羽化の時期はアオサナエと同時であるが、比較的アオサナエよりも羽化の時合いが遅く、 アオサナエの羽化撮影を済ませてからでも十分間に合うので、いつもアオサナエとセット。...
View Article隙あらば
毎年、春旬のトンボが水辺に戻る前に飛翔撮影の特訓をと楽しんでいるのがこのクマバチ。 クマバチ ♂ D700+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED 午前中いっぱいホバリングを繰り返しながらテリトリーを張りメスを待ち構えるオス。 時間の経過とともに次々とライバルのオス達が出現し追いかけ合いのバトルが開始される。...
View Articleストラクチャー
コヤマトンボ ♂(脱殻直後) D700+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED 台風などの洪水によって上流から流され来たものか、水際に横たわりナチュラルストラクチャーを形成していたカワヤナギ。 それが水面上に覆いかぶさりオーバーハングしていたのでその中を覗き込んだところコヤマトンボが羽化をおこなっていた。 D700+Cosina Carl Zeiss...
View Articleタイムラグ
クロスジギンヤンマ ♂(羽化後) D700+Cosina Carl Zeiss Distagon T* 2.8/21 ZF.2 周辺の環境色と見事に同化した姿が実に素晴らしい時。 いつもならゴールデンウィーク前半に羽化の撮影を済ませ、この時期はすでに成熟した個体の活動が各水域でみられているが、 東西南北に枝分かれした谷戸にある各ため池では、陽当たりの良い池から羽化がスタートする傾向にある。...
View Article飛びもの
まだ5月だと言うのに夏を思わせる暑さ。 D700+Cosina Carl Zeiss Distagon T* 2.8/21 ZF.2 春が終わってしまう前にと羽化の撮影を切り上げ、慌てて午後の里山へ駆けこみシオヤトンボを楽しんだ。 シオヤトンボ ♂ D700+Ai AF-S Nikkor 300mm f/4D IF-ED シオヤトンボ ♀ D700+Ai AF-S Nikkor 300mm...
View Article白から青へ
そろそろ河川中流域ではアオハダトンボが羽化の時を迎えている頃であろうと、その羽化色をひと目見たく、 昨年、比較的 成虫を多く確認することができたエリアを重点的に探した。 すると... アオハダトンボ ♂(羽化) 発見してカメラを向けながらアオハダトンボなのかアサヒナカワトンボなのか 半信半疑でシャッターを切り続けているとその全貌が明らかに... アオハダトンボ ♂(羽化後)...
View Articleザリガニ釣り
アオハダトンボの羽化観察を堪能した後、いったん自宅に戻り午後からは娘と約束していたザリガニを釣りを楽しむためヨシ池へと向かった。 途中コンビニの駄菓子コーナーに寄り、スティックタイプのよっちゃんイカを購入。 よっちゃんイカを凧糸に結び、ザリガニが潜む薄暗い場所へと送り込む。すると... D700+Cosina Carl Zeiss Distagon T* 2.8/21 ZF.2...
View Article蛇の目
トンボ撮影の合間にカメラを向けたジャノメチョウの仲間。 コジャノメ ヒメウラナミジャノメ コジャノメは細流に隣接した森道にて撮影。 ヒメウラナミジャノメは河川中流域の岸辺にて撮影。 両種とも多摩西部のフィールドでは個体数も多く普通にみられる種類ではあるが、 乾燥化や植生といった環境の違いによるものか、初夏の都心部のフィールドを散策していて 物足りなさを感じるのはこの両種を見かけないからであろう。...
View Articleいつも通り
この土曜日はいつもより少し遅めに家を出て、たまにはトンボ以外の昆虫にも目を向けようと思い、林道横に細流を持つ出会う人も無いマイナーな谷地へと訪れた。 D700+Cosina Carl Zeiss Distagon T* 2.8/21 ZF.2 ここは春先にルリタテハ、コツバメ、テングチョウなどが多く観られる場所。 今の時期ならサカハチチョウあたりが出ているのではないかと思い期待しながら散策開始。...
View Article寝床
日曜日は横倉君を誘って早朝からトンボ尽くし。 ショウジョウトンボ ♀ まだ朝露の残る草地で休止の時をみせていたショウジョウトンボ。 腹部が透け内蔵がみえているのがお分かりいただけるであろうか。 先日に早朝の池で撮影した羽化後のコシアキトンボもそうであるが、早くも夏のトンボたちが続々と出現し、 季節の進行具合を知らせてくれている。...
View Articleオスを避けて
この土曜日はホンサナエとアオサナエの生態観察と撮影を楽しみに、早朝から午前中いっぱい河川中流域で張り込み。 まずはホンサナエから。 中流域の風景 D700+Cosina Carl Zeiss Distagon T* 2.8/21 ZF.2 大中小と様々な大きさの石が点在し両サイドにはツルヨシが繁茂する典型的な中流域の環境。...
View Article今最も美しい時
アオサナエ ♂ D300S+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED このグリーンの体色が人気を呼び、そのグリーンが今最も美しい時を迎えているアオサナエのオス。 毎年必ずこの時期になるとこのアオサナエにカメラを向けてきたものの、今まで尻り上げポーズ(腹部挙上姿勢)を披露してくれた個体には出会えずであった。...
View Article