今年のゴールデンウィークは前半に昭和の日を挟んだ飛び石連休となり、後半の4連休は日頃のおこないが悪いらしく、
5日、6日は生憎の空模様となり、短くも物足りなさを感じたゴールデンウィークであった。
ゴールデンウィーク前半はその頃に羽化の終盤を迎えてしまい、僕のようなサンデーカメラマンがギリギリ間に合うかどうかの
瀬戸際ものであるアオサナエの羽化を狙って、通い慣れた河川へと足を運んだ。
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D700+Cosina Carl Zeiss Distagon T* 2.8/21 ZF.2
羽化開始の予想時刻よりも早めにポイントへと入り、まずは羽化の状況を把握するため羽化殻の数をチェック。
河川の環境により羽化場所が異なるため一概にそうは言えないが、この川でアオサナエが羽化場所として好むのは岸辺の繁みである。
アオサナエの上陸幼虫
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D700+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
濡れた枯草のような姿で外敵の眼をあざむく上陸幼虫。
しばらく観察を続けたところ陸上での歩行はあまり得意ではない様子。
撮影を重ねる毎に欲深くなりつつある僕は岸辺の繁みを目指して上陸する幼虫を見送り、
背景がスッキリとした場所で羽化をおこなう個体を求めて右往左往を繰り返すと橋脚で羽化を始めた個体を発見した。
アオサナエ ♂(羽化直後)
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D700+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
顔面から胸部にかけては黄緑色で腹部は赤色。羽化直後からハサミムシのような上付属器が特徴的なオスの羽化姿。
同個体
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D700+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
上の写真を撮影してから40分後の姿。落ち行く羽化水に注目。
アオサナエ ♀(羽化後)
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D700+Cosina Carl Zeiss Distagon T* 2.8/21 ZF.2
今までこういったロケーションの良い石の上で羽化をおこなう個体には出会えなく、今回は運よく発見でき嬉しくも撮影に成功。
成熟してこの川に戻り活動を見せている頃、再びカメラを向けたい。
撮影日:4月26日
撮影地:多摩川水系中流域
5日、6日は生憎の空模様となり、短くも物足りなさを感じたゴールデンウィークであった。
ゴールデンウィーク前半はその頃に羽化の終盤を迎えてしまい、僕のようなサンデーカメラマンがギリギリ間に合うかどうかの
瀬戸際ものであるアオサナエの羽化を狙って、通い慣れた河川へと足を運んだ。

D700+Cosina Carl Zeiss Distagon T* 2.8/21 ZF.2
羽化開始の予想時刻よりも早めにポイントへと入り、まずは羽化の状況を把握するため羽化殻の数をチェック。
河川の環境により羽化場所が異なるため一概にそうは言えないが、この川でアオサナエが羽化場所として好むのは岸辺の繁みである。
アオサナエの上陸幼虫

D700+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
濡れた枯草のような姿で外敵の眼をあざむく上陸幼虫。
しばらく観察を続けたところ陸上での歩行はあまり得意ではない様子。
撮影を重ねる毎に欲深くなりつつある僕は岸辺の繁みを目指して上陸する幼虫を見送り、
背景がスッキリとした場所で羽化をおこなう個体を求めて右往左往を繰り返すと橋脚で羽化を始めた個体を発見した。
アオサナエ ♂(羽化直後)

D700+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
顔面から胸部にかけては黄緑色で腹部は赤色。羽化直後からハサミムシのような上付属器が特徴的なオスの羽化姿。
同個体

D700+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
上の写真を撮影してから40分後の姿。落ち行く羽化水に注目。
アオサナエ ♀(羽化後)

D700+Cosina Carl Zeiss Distagon T* 2.8/21 ZF.2
今までこういったロケーションの良い石の上で羽化をおこなう個体には出会えなく、今回は運よく発見でき嬉しくも撮影に成功。
成熟してこの川に戻り活動を見せている頃、再びカメラを向けたい。
撮影日:4月26日
撮影地:多摩川水系中流域