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Channel: 東京昆虫記
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再びアジアイト

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このところ平日は子供たちとの遊びを楽しむ時間が増え更新をサボっております。一週ズレこんでしまいましたが続きを更新。

20日の日曜日は娘を連れて再びアジアイトトンボの羽化観察を楽しんだ。前日とは打って変わって気温が低く肌寒い曇り空。
しかし、羽化のハイシーズンであればそんな天気も気にすることなく楽しめるのがトンボの羽化。
アジアイトトンボの幼虫

D300S+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
ガマの茎に登る定位前の個体。種類や個体差はあるものの、これから羽化を行なおうとする定位前のヤゴは警戒心が強く、
ここでプレッシャーを与えてしまうとピョンと跳ねて水中に戻ってしまう事もしばしある。
そんな瞬間を狙い撮影するのも面白いが、今回はヤゴからトンボに変身する時を娘に見てもらうのが目的。
なるべくプレッシャーを与えないように時々様子を見ながら羽化の時まで遠方から見守った。
すると1時間後、ようやく羽化の時が来た。
アジアイトトンボ ♀(羽化)

D300S+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
この画像はしばらく状態維持を見せている時。羽化の一連で成虫の複眼から羽化殻までピントを合わせやすい時でもある。

羽化の観察を終えた後、午後からは各エノキの幼木をチェックするとゴマダラチョウの幼虫を発見。
娘とゴマダラチョウの幼虫

D700+Cosina Carl Zeiss Distagon T* 2.8/25 ZF.2+Sigma Electronic Flash Macro EM-140 DG
この幼木は冬場に越冬幼虫の有無をチェックしたところ出なかったハズ。いったい何処に身を潜めていたのであろうか。
無事サナギになってくれる事を願いこの場を後にした。

現地にいらしていた植物観察の方々、お昼ご飯をご馳走していただきましてありがとうございました。
またお会いできる事を楽しにしております。

撮影日:4月20日

撮影地:臨海地区

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