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Channel: 東京昆虫記
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水辺の草はらで

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羽化を観察した水辺の草はらには、先に羽化を済ませた個体が数多く姿を見せてくれていたので、
たくさんいるうちにオスメスの単体撮影をしておこうと思いカメラを向けた。

アジアイトトンボ ♂

都心にある公園の池や多摩川のワンド、さらに支流の淀みや水路など、いずれも多少の植生がある水域で普通。
僕の観点からではあるが定期的に草刈などの管理がされている水域をより好み生息しているように感じている。
今回ファインダーを覗きながら目の前にした時、オスが持つブルーはやはり綺麗であると改めて実感した。

アジアイトトンボ ♀(未成熟)


アジアイトトンボ ♀(成熟)

メスは未成熟と成熟では全く異なった体色を見せてくれるのもアジアイトトンボの魅力であろう。

昆虫撮影を始めた頃、このアジアイトトンボを綺麗に撮りたく、コンデジのマクロモードで
何度も繰り返しAFでピントを合わせようと、一生懸命シャッターを半押ししていた頃を思い出す。
しかし、ピントの合った写真が撮れた事は少なく、それに苛立ちを覚えデジイチの購入に至った。

全てD300S+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED

撮影日:4月19日

撮影地:臨海地区

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