園路際の木蔭で
この日曜日は東京港野鳥公園ボランティアガイドさんの昆虫研修会と言うことで、嬉しくもその講師にご指名してくださり、 この時期に園内で観察できる昆虫の種類や居場所を散策しながら講師を勤めさせていただき皆様と楽しい時間を過ごした。 研修実施時間よりも早めに入園を済ませて虫探し。真っ先に気になるのはやはりトンボ。...
View Article勉強しないと
今回もうひと方、講師をしてくださったカメムシや蛾にお詳しい佐々木さんからご教授していただいた蛾の仲間をUP。 ゴマフリドクガ(交尾) D300S+AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G ヒメマダラエダシャク D700+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED 皆様と虫探しをしていて園内全域に多いと印象を受けたのは蛾。...
View Articleいつもと違う姿
土曜日の早朝は再び虫たちの寝床となっている草地へと訪れてみた。すると寝床に新たな顔ぶれが... キタテハ (夏型) D700+Cosina Carl Zeiss Distagon T* 2.8/21 ZF.2 ヨモギの葉裏で寝ていたキタテハ。逆向きでも全く問題なしといったところがタテハチョウらしい。 そして、今一度 確認したかったのはショウジョウトンボの寝姿。 ショウジョウトンボ ♂...
View Article朝の休耕田で
陽射しが届き始めたタイミングで休耕田に移動してとあるトンボの姿を探した。 ハラビロトンボ ♀(羽化後) D700+Cosina Carl Zeiss Distagon T* 2.8/21 ZF.2 早い場所ではゴールデンウィークあたりから活動が見られる種類であるが、場所によっては発生期間が長く、この休耕田では6月下旬まで羽化が続く。...
View Article梅雨入り
クロスジギンヤンマ ♂ D700+Ai AF-S Nikkor 300mm f/4D IF-ED 区部や多摩西部の各池に訪れると真っ先に目につき、まだまだ活発な様子にあるクロギン。いなくなってしまう前にとカメラを向けた。 機敏で且つあまりホバリングをしない飛翔スタイルのヤンマであり、飛翔撮影の難易度は高い。...
View Article赤ちゃんバッタ
サトクダマキモドキ (幼虫) D300S+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED 触覚と脚を除いた頭部と胴体の部分で、5mm弱といった小さな赤ちゃんバッタ。 ピョンとひと飛びされると何処に行ったかわかりません。 撮影日:5月25日 撮影地:都立東京港野鳥公園
View Article紫陽花の蕾の上で
アカスジキンカメムシ D300S+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED 紫陽花の蕾の上で動かずにジッとしていてくれたアカスジキンカメムシの成虫。 食樹であるミズキやコブシがあると必ずこのカメムシの有無をチェックしているものの、 今まで食樹での観察例は殆どなく、ヒョンなところでの出会いが多い。 一度は食樹にごっそりと群がるところを観察したいものだ。...
View Article察知
オオカマキリ (幼虫) D300S+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED あ、いた!と思うと、いつも先にこちらの気配を察知されていてジッと見てるんだよ。 撮影日:6月8日 撮影地:クズの群落
View Article睡蓮の咲くころ
梅雨入り早々から降り続いた雨がようやく止み、久しぶりに陽射しが戻った今日。 これだけまとまった雨が降ったのは久しぶりではないだろうか。 画像は梅雨入り前に撮影したもの。 クロスジギンヤンマの飛翔撮影を楽しんでいる最中、なにげなく睡蓮の茎に目をやると、 これから羽化をおこなおうと定位していたヤゴを発見したのでカメラを向けた。 モノサシトンボ ♀(羽化) D300S+AF-S VR...
View Articleツルヨシの根に
モノサシトンボの羽化観察を済ませてた後、次は先日に羽化観察を済ませたアオハダトンボがそろそろ最盛期を迎えている頃であろうと河川中流域へ向かった。 ポイント数箇所を巡ってみたが今年も少なめな様子で、距離を空けて点々と数ペアが観られる程度。 その中でも好みの撮影条件を満たした場所へと入りしばらく観察。...
View Article雨上がりの午後に
アジアイトトンボ (交尾) D300S+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED 長く降り続いた雨が止んだ日曜日は午後から池畔の草むらで虫探し。 写真はその時に現れてくれたアジアイトトンボのペア。 そろそろアオモンイトトンボと入れ替わろうかという時期ではあるが、 この観察地ではアオモンイトトンボとともに、ごっそりと池畔の草地に姿を見せてくれていた。...
View Article草地のキリギリスは今
池畔の草地ではアジアイトトンボとともにキリギリスが姿を見せてくれた。 キリギリス ♀(幼虫) D300S+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED 4月上旬に撮影した時よりもだいぶ成長したキリギリス。 産卵管の発達具合とまだ翅が見られない事から5齢幼虫と判断。 草深い場所が好きなので、なかなか草上に出てきてくれる個体が少なく、...
View Article見慣れないチョウ現る
この週末は真夏日の中トンボ撮影を楽しんでいた。その最中に突如現れた見慣れないチョウ。 裏翅 開翅 飛翔する姿はミスジチョウやチョウトンボのように、羽ばたきが少なく翅を広げて滑空するタイプで、 表裏翅とも先端部より少し下に白いドット型の斑紋が見られる。その特徴をネット検索してコレだと行き着いたのはカバタテハ。 南方種で食草は都内だと植物園にしかなさそうなトウゴマ。...
View Article平野部の池では
アオヤンマ(交尾) D300S+Ai AF-S Nikkor 300mm f/4D IF-ED アオヤンマ ♀(産卵) D300S+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED ガマの新葉の組織内に産卵管を突き刺して卵を産んでいる様子。 アオヤンマは生きたガマやヨシなどの抽水植物の組織内に産卵をおこなうタイプのヤンマである。 ショウジョウトンボ ♂...
View Article夜明けの谷戸で
平野部の池でマルタンヤンマの羽化殻をひとつ確認したのを良いことに、日曜日はマルタンの羽化を期待して、 まだ闇に包まれている時から谷戸のため池を目指して車を走らせた。 谷戸に到着して車を降りた瞬間に感じた気温はいつもより涼しい。その涼しさのせいでか羽化個体や殻さえも観れずに夜明けを迎えた。 そんな中にいてくれたのがこのトンボ。 ヤマトクロスジヘビトンボ D700+AF-S VR...
View Article長雨の影響を引きずる河川で
谷戸のため池を後にして、次は河川中流域へと向かった。 そろそろいつも通りの流れに戻っている頃かと思いきや、まだ先日に降り続いた長雨の影響を引きずり増水中であった。 D700+Cosina Carl Zeiss Distagon T* 2.8/21 ZF.2 比較的流れが緩やかなトロ場に入水して残っていてくれればと、水際に眼を向けサナエトンボの羽化個体を探した。すると... オナガサナエ...
View Articleトリミングあり
コシアキトンボ ♂ (飛翔) D300S+Ai AF-S Nikkor 300mm f/4D IF-ED (トリミングあり) 赤、青、緑の体色をしたトンボが多い中、ブラック&ホワイトという体色は強いインパクトを受ける。 そのためか、僕が訪れているフィールドでザリガニ釣りや昆虫採集を楽しんでいる一般の方から、そこに飛んでいる白と黒のトンボは何というトンボですか?と良くご質問を受ける。...
View Article黒いトンボ
黒いトンボといえばコシアキトンボとこのチョウトンボもそう。 チョウトンボ ♂(羽化後) 羽化を狙って早朝の池に訪れてみたが撮影できたのはこのワンカットのみ。 羽化殻に掴まりながら飛び立ちの時を待つ個体の撮影を望んでいたものの、僕の気配を察知されてしまい殆どの個体を飛ばしてしまった。 淡い翅の様子から見て夜間に羽化を済ませた個体に違いないものの、残念ながら羽化殻につかまってはいなかった。...
View Article途切れることなく
今年の梅雨は雨量が多く、その影響により増水が続く河川からは足が遠のいてしまい、このところ河川に生息するトンボの観察が出来ないでいる。 その変わりに平野部の池に通いつめとなっており、池に生息する種類のトンボ観察が充実している。 アオモンイトトンボ ♂ (羽化後) D300S+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED...
View Article雨の止み間に昆虫観察
雨が止んだのを見計らって、バッタが見たいと言っていた娘を連れて草はらへと訪れた。 早速ショウリョウバッタの幼虫を見つけ、捕らえていたものの何やら不機嫌そうな様子。 なぜ不機嫌なのかと聞いてみると、幼虫ではなく翅のはえた成虫を捕まえたいとの事。 しかも、茶色はヤダ、緑の翅がはえたのがいい!などと言いだして聞かない...到着早々不機嫌かよ。勘弁して。。。...
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