雨の止み間を縫って
このところ何故か週末になると天気の崩れが大きくなる周期。 土曜の早朝は、再び雨が降り出して来そうな空模様の中、ヒヌマイトトンボの発生状況の確認をおこなうため多摩川下流域へと訪れた。 ヒヌマイトトンボ ♂ (移精行動) D700+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED ヒヌマイトトンボ ♀ (摂食中) D700+AF-S VR Micro-Nikkor...
View Article雨上がりのチョウトンボ
雨の止んだ直後、一目散に平野部の池へと向かうと、 羽化を済ませたばかりのチョウトンボが池畔にあるクズの若葉に静止していたので、広角レンズをセットしてそっと忍び寄る。 チョウトンボ ♂ D700+Cosina Carl Zeiss Distagon T* 2.8/21 ZF.2 広角撮影成功。羽化したての個体も成熟個体とはまた微妙に違った魅力的な美しさを放つ。 草地上空の群飛 D700+AF-S...
View Article朝の田圃で
展示写真の準備で更新をサボってしまったので、遅ればせながら6日の撮影分から順に更新します。 5日の土曜日は朝から雨ということで不調を訴えていたD700とSB-700を銀座のSCへ持ちこみオーバーホールに出した。 その帰り実家に寄り、親父がいつの間にか購入していたD800Eを二週間ほどレンタル。 翌日の日曜日はそのD800Eを持ち、ヤンマの羽化を撮影しようと夜中から車を走らせた。...
View Articleいつものヤナギで
カブトムシ ♂ D800E+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED そろそろ出てる頃かと思い、いつものヤナギをチェックすると、今年もよろしくとばかりに嬉しくも出ていてくれたカブトムシ。 樹液を吸っていたところ、お尻をツツンと触ると、何だ?と少しの間、頭を起こしてくれる。 ごめんごめんとその隙にシャッターをカシャカシャ。...
View Article水路の繁みで
そろそろ河川ではコオニヤンマ、オナガサナエ、ハグロトンボなどが賑わいを見せている頃かと思い、 通い慣れた河川に入って見たものの、まだ増水は治まらず、トンボの姿はほんの僅か。梅雨明けまで河川は我慢の時のようだ。 ハグロトンボ ♀(羽化後) D800E+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED...
View Articleミズキの葉に群がる
日曜日は久しぶりにトンボ以外の昆虫を楽しもうと、娘を連れて東京港野鳥公園に訪れた。 オオミズアオの幼虫でもいないものかとミズキの葉をチェック。すると... エサキモンキツノカメムシ(集団幼虫) D800E+Cosina Carl Zeiss Distagon T* 2.8/25 ZF.2...
View Article夜明けの田圃で
この三連休は三日間とも晴れ間の少ない梅雨空であったが、そろそろカトリヤンマが成虫になる時を迎えている頃であろうと、 多少の雨も覚悟の上で目的地の田圃へと闇夜のうちから車を走らせた。 夜明けを知らせるヒグラシの音を合図に、準備を整えて畦をゆくりと歩きながら、イネ一株一株に目を向けカトリの羽化姿を探した。すると... カトリヤンマ ♂(羽化後) D800E+Cosina Carl Zeiss...
View Article晴れ待ちに
とあるトンボの出現を狙って晴れ間が出るのを待ちながらカメラを向けた甲虫たち。 ルリボシカミキリ スジコガネ カナブン 全てD800E+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED 撮影日:7月21日 撮影地:東京都多摩西部
View Article秋の主役も次々と
アキアカネやカトリヤンマの羽化に続いて、羽化の最盛期を過ぎてしまう前に 今年も発生状況をひと目みておきたいと思い、ヒメアカネの棲む湿地に訪れた。 羽化の時間帯はとっくに過ぎてはいたものの、羽化殻につかまり飛ばずにいてくれた個体をなんとか見つけることができた。 ヒメアカネ ♂(羽化後) D700+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED...
View Article朝のホバリング
マルタンヤンマの早朝産卵を狙って池に入ってみたものの、僕の気配を察知されてしまったのか、産卵をする素振りをみせた個体が観られたのみに終わった。 まだ産卵初期段階と判断して早々と見切りをつけ、毎年撮影しているものの飽きずに楽しめる、オナガサナエの早朝ホバリング大会の様子を見に向かった。 オナガサナエ ♂ (飛翔) D800E+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G...
View Article午後の池で
昨年は空梅雨の影響によるものか池に飛来する姿を殆どみることができなかったヤブヤンマ。 今年も羽化の時期に池を覗いてみたものの、羽化殻の確認ができなかったのでダメかと思っていると、 先輩からヤブが産卵に入っているとの嬉しい情報をいただいたので早速撮影に向かった。 ヤブ池 D800E+Cosina Carl Zeiss Distagon T* 2.8/21 ZF.2...
View Article木洩れ陽
ネアカヨシヤンマの産卵が盛況にあると、嬉しくも地元の方から情報をいただいたので、埼玉県のとある産地に訪れた。 何時ものように早朝から散策して他種も楽しむことに。 カトリヤンマ ♂(羽化後) D800E+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED カトリヤンマの羽化個体を見つける事ができ、幸先の良いスタートを切る事ができたものの、肝心のネアカヨシヤンマはというと、...
View Article真夏のサナエトンボ
朝からうだるような暑さの中、熱中症を避けようと河川に浸かりこみ、再び真夏のサナエトンボを楽しんだ。 オナガサナエ ♂ D800E+Cosina Carl Zeiss Distagon T* 2.8/21 ZF.2 オナガサナエ ♀(産卵) D800E+Cosina Carl Zeiss Distagon T* 2.8/21 ZF.2...
View Article蝉しぐれ
お盆休みを迎えたのと同時に台風11号の到来。その台風11号を引きずるかのように今ひとつパッとしない気難しい空模様が続く東京。 東京港野鳥公園 (イソシギ橋上から品川方面) D700+Cosina Carl Zeiss Distagon T* 2.8/21 ZF.2 昨日、一昨日と、ようやく天気が回復したのを見計らいトンボ観察を試みた。...
View Article蝉しぐれ 2
本日二度目の更新。 区部で最も目立つセミと言えばこのアブラゼミ。出現はニイニイゼミに遅れて7月下旬。 アブラゼミ D700+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED アブラゼミの静止している率が高い樹木をチェックしてみたところ、僕の観察エリアでは、サクラ、シダレヤナギ、カツラをより好んでいる様子にある。 サクラに集団静止する例 D700+AF-S VR...
View Articleヒグラシの棲む丘
偶然にも近所でヒグラシの音を聞いたので、早速その姿を確認しようと娘を連れて散策に向かった。 D700+Sigma 15mm F2.8 EX DG Diagonal Fisheye ここは住宅地を一望できる小高い丘の上にある小規模な緑地。 エノキ、コナラ、クスノキ、クヌギ、マツなどと樹種は豊富。 ヒグラシ ♂ D700+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED...
View Articleススキの妖精
野鳥公園内に生えるススキに張り付き、時間を掛けながら熱心に撮影されている方がいらしたので、何を撮影されているのかとカメラを向けている方向を見ると... アカハネナガウンカ D300S+AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G+Sigma Electronic Flash Macro EM-140 DG 野鳥公園は都市的環境下にある夜露とは縁のない比較的...
View Articleエントランスに棲む
駐車場から券売機に向かうエントランスを歩行中、突然、足元から草地では見かけたことがなさそうな体色を持ったバッタが飛び出した。 静止した箇所にそっと忍び寄ってみると、そこには... イボバッタ D700+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED 乾燥した畑土に似た素晴らしい擬態色の持ち主。...
View Article蝉しぐれ 3
ミンミンゼ D700+Cosina Carl Zeiss Distagon T* 2.8/21 ZF.2 沿岸部ではアブラゼミよりも生息数は少なく、耳にする音の数は住宅地の方が多く、その事から内陸部をより好んでいる様子にある。 通勤時に通る団地内の半日陰になる桜並木では、毎年8月に入ると毎朝ミンミンゼミが大合唱。それを浴びながら会社に向かっている。 クマゼミ ♀ D700+AF-S VR...
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