ところ変われば
この土曜日は下の子が夏風邪を引いてしまい、午前中、病院へ... 熱があるのにもかかわらず元気いっぱいで大事には至らず、一安心。 妻から出動許可をもらい、正午から一般道を走って、今年はまだカトリヤンマの発生が未確認であった場所へとまっしぐら。 前回、訪れた時には羽化殻もなく、今年は出ないのかと不安に思っていたところ。 しかし、今回は嬉しくも5頭の羽化殻を発見。確認がとれて何より。...
View Article希少種の隠れ家
秋にカトリヤンマの産卵が見られる休耕田を眺めると、見慣れない褐色をした中型のチョウが見え隠れしていた。 まずはそのチョウの行方を探し何種であるか確かめるのと、この時期は他にどんな昆虫がひそんでいるのかも気になり休耕田へと突入。 すると... ジャノメチョウ ♀ 警戒されていたからであろうか、草深い中に身を隠すように静止する習性は、撮影意欲をそられる。...
View Article早朝の時合いにあわせて
毎年、真夏の河川で早朝の時合いに楽しんでいるのがオナガサナエの飛翔撮影。 今年は台風やゲリラ豪雨などの影響による増水が続いてしまい、最盛期は逃してしまったものの、 この土曜日の早朝に訪れてみたところ、しばらくは楽しませてくれそうな様子であって。 オナガサナエ ♂(縄張り飛翔) D800E+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED+SB-700...
View Article炎天下の伐採木で
次に目的としていたトンボの活動時間は午後を過ぎてから。 それまでトンボ以外の昆虫に目を向けようと、訪れたのは伐採木が横たわる場所。 むさしの自然史研究会のリーダーである 須田 研司 氏からヤマトタマムシの情報をいただいていたので、久しぶりにあの美しい金属光沢を観たくなり訪れてみた。 すると... ヤマトタマムシ ♀(産卵)...
View Article時間通り
エアコンの冷風を浴びながら水分補給をとり、次なる目的地までドライブ休憩。 気力、体力、そして集中力も完全に回復したところで、撮影する予定でいたヤブヤンマの産卵時合いも間近に迫る。 ここは樹木で囲まれ薄暗く、コンクリートで造られ一見すると全く生命感の無さそうな人工的な池。 D800E+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED...
View Articleセミとり
朝から快晴とはいかず、午前中は曇り空で暑さも少しばかり柔らいだ週末。 その日曜日は久しぶりに娘を連れて昆虫観察を楽しんだ。 真夏と言えば、やはりセミの観察は欠かせない。 毎年、発生の増減を全く感じさせないほど、羽化殻や音の数で存在感を猛アピール。 その圧倒的な生命力の強さに感心するばかり。 今年はクマゼミとツクツクボウシを目標としている娘。...
View Articleポプラの木陰で
娘とセミとりを存分に楽しんだところで、陽射しも強まってきたという事もあり、熱中症を避けそろそろ帰ろうかという時。 何気なく風になびくポプラの葉に眼を向けると、一見、枯葉と見間違えてしまいそうな昆虫がひっそりとそこに... それを指差し娘に見せると、キモイから帰りたい...との悪魔のささやきが。。。...
View Articleふたたびセミとり
お盆休み前半は家族との旅行を楽しみ、後半はフィールドに足を運び撮影を楽しんだ。 その金曜日は娘が目標としていたクマゼミとツクツクボウシをとりに、樹木の多い公園へと訪れた。 D800E+AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED クマゼミは高所で鳴く姿を下から望むだけとなり、残念ながら採れず終い。。。 その一方、夏の後半から出現するクツクボウシは、...
View Article心地よい朝
このところの週末は、今ひとつパッとしない天気となり、モクモクとした積乱雲の下、晴れたり曇ったりを繰り返す天候条件。 そのせいか、それとも長く続いた猛暑の影響か、此処の水辺に訪れるもトンボの姿は少なくガッカリさせられた。 そんな天候にも左右されず、早朝から楽しませてくれたのがオナガサナエ。 河川の様子 D800E+AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED...
View Articleメスは何処
午後からは都下にある新たなカトリヤンマの生息地へと訪れた。 そろそろ生殖活動期を迎えている頃であろうと、交尾態の撮影を願い、 ヤブ蚊の猛攻撃を覚悟の上で、薄暗い林の中に入りカトリヤンマの姿を探した。 カトリヤンマ ♂ D800E+Ai AF-S Nikkor 300mm f/4D IF-ED+内蔵フラッシュ+三脚使用...
View Articleほんの一角
今年もルリモンハナバチの撮影を楽しもうと、キツネノマゴが群生する丘陵地の草らはへ訪れた。 花から花へと吸蜜を繰り返すルリモンハナバチにカメラを向けるも、ひとつの花での吸蜜時間はほんの数秒と短く、 残念ながらシャッターチャンスをモノにできず終い。 ルリモンハナバチの撮影に苦戦している最中、アレ!と思うバッタが足元から飛び去ったので、即座に追跡して確認すると、 そこには... クルマバッタ ♂...
View Article空を見上げて
シオカラトンボ ♂ D800E+AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED 空を見上げた瞬間に合わせてシャッターを切った一枚。 こうした何気ない動作の一瞬を狙える事ができるのもトンボ撮影の醍醐味。 秋雨前線の停滞によって、すっきりしない空模様か続く東京。 この土日も残念ながら青空は望めそうになくガッカリ。。。 東京に青空が戻るのはいつ? 撮影日:8月22日
View Articleコブシで
この週末は土曜日のみ近場のフィールドで昆虫探しを楽しんだ。 先日までは耳に残るほどに大合唱を聞かせてくれていたセミの音は、時々小雨が降るどんよりとした曇り空のせいで、アブラゼミの音だけが僅かに聞こえる程度。 どことなく夏の終わりかなとも思わせる様子のフィールドであった。 そんなの中、コブシの木に目を向けると、嬉しくもカメムシが姿を見せてくれた。 アカスジキンカメムシ (幼虫) アカスジキンカメムシ...
View Article晩夏の細流で
土曜日のみ晴れると言う天気予報に、いてもたってもいられず、早朝から多摩西部方面へと車を走らせた。 最初に訪れたのは、とある細流。 ミルンヤンマの産卵に期待して、まだ少し活動時刻には早い気がしたものの、前のめりで探索を開始。 探索を開始するやいなや、茶虎模様のヤンマがスッと細流に入って行くのが見えたので、慎重にその姿を探した。 すると... コシボソヤンマ ♀(産卵) D800E+AF-S VR...
View Article山間の池に飛ぶ
オオルリボシヤンマ ♂(飛翔) D800E+Ai AF-S Nikkor 300mm f/4D IF-ED 羽化場所の特定に努めてはいるものの、未だに羽化殻の発見すら叶わずにいる都下のオオルリボシヤンマ。 シーズンになればこうして必ず山間の池に飛び、美しく魅力的なブルーを見せてくれる。 この日は縄張り争いが頻繁に見られる中、この個体は争いの後、池に戻ると、...
View Article避暑地から丘陵地へ
アキアカネ ♀ D800E+AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED+SB-700 夏の間、避暑地で過ごしていたアキアカネ。 その群れが都下の丘陵地に姿を見せていた。 青空を背景にした画を望んでいたものの、上空は残念ながら雲が多め。 欲をかいて、秋晴れの週末に撮ろうと、再びこの場所に訪れても、すでに姿がないのはいつものこと。 アキアカネの移動の早さに感心するばかり。...
View Article透き通った複眼
シオカラトンボ ♀ D800E+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED 午後にふらっと寄った緑地で見つけた、ムギワラトンボの愛称で親しまれているシオカラトンボのメス。 薄い雲を透して届いた、柔らかい陽射しのおかげで、いつもより透き通った美しい複眼を見せてくれた。 撮影日:9月5日
View Article強まる陽射しに合わせて
久しぶりに清々しい青空と夏日を感じた土曜日は、 この時期に多く生殖活動を見せてくれるギンヤンマに期待して、 区部の水辺に訪れたものの、ギンヤンマの姿は全く見えず終い。。。 その変わり姿をみせくれたのは... リスアカネ ♂ ノシメトンボ ♂ 少数ながらも区部の水辺環境に、しがみつくように生きる姿を見せてくれる両種。...
View Article届かぬプロポーズ
ノシメトンボとリスアカネの生殖活動が見られやしないかと、 暑い陽射しを避けながら水辺を見通せる木陰に入り、様子を伺っていると、 求愛行動をとるアオスジアゲハのペアが直ぐ横に入ってきたので、 このチャンスを逃すまいと、慎重に近寄ってシャッターを切った。 アオスジアゲハの求愛行動 D800E+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED...
View Article区部のアキアカネ
秋雨前線が去り、朝から晴れたシルバーウィークの初日は、 毎年、この時期に飛来するアキアカネの生殖活動の撮影を楽しもうと区部の水辺に訪れた。 アキアカネ(交尾) D700+Cosina Carl Zeiss Distagon T* 2.8/21 ZF.2 トンボの中でも人懐っこさは随一。 それは、単体だけでなく交尾態でも手乗り撮影か楽しめてしまうほど。 しかし、人懐っこいのはココまで。...
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