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Channel: 東京昆虫記
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早朝の時合いにあわせて

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毎年、真夏の河川で早朝の時合いに楽しんでいるのがオナガサナエの飛翔撮影。
今年は台風やゲリラ豪雨などの影響による増水が続いてしまい、最盛期は逃してしまったものの、
この土曜日の早朝に訪れてみたところ、しばらくは楽しませてくれそうな様子であって。

オナガサナエ ♂(縄張り飛翔)

D800E+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED+SB-700
デカデカと画面いっぱいで、品の無い写真になってしまったが、ホバリングをするオナガサナエのオスにカメラを向けていると、時々トンボの方からスーッとレンズに寄ってくる事がある。
それにマニュアルフォーカスでピントを合わながらシャッターを切りまくって、そこそこ良かったのがこの写真。
もう少し離れた位置でピントの合ったものが望ましくも、オスの飛翔撮影に関しては、なかなか思い通りの距離感で撮影するのが難しい。

オナガサナエ ♀(飛翔)

D800E+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
ホバリングをしながら待ち構えるオス達の間をかいくぐって産卵に飛来するメス。
オスに見つかり次第、交尾を仕掛けられ、遠方へと連れ去られてしまうので、
目立たない隅っこの方でこっそりと産卵。
こちらが目を見張っていても、アレ!いつの間にと言った具合に気がつくと産卵しているので、いつも慌ててカメラを向けている。
昨年に引き続き、今回も残念ながら卵塊が落ちゆく瞬間を撮らえる事ができず、早朝の時合いは終了。再び懲りずに狙いたい。

そしてすっかりトンボの生態撮影の魅力にとりつかれてしまった様子にあるNature_Oyajiさんから、
マルタンヤンマの産卵を狙っていたところハズしてしまったとFBのメッセージをスマホに受けた。

このところの猛暑続きでは真夏を旬に持つマルタンヤンマのメスでさえ活性が下がってしまい、ハズしてしまうのもいた仕方がない。
それではと、こちらにお招きして石に静止するオナガサナエの広角撮影を二人で楽しんだ。

オナガサナエ ♂(縄張り占有)

D800E+Cosina Carl Zeiss Distagon T* 2.8/21 ZF.2


撮影日:8月1日

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