沿岸部の越冬トンボ
沿岸部のフィールドで見つけたホソミオツネントンボのメスの継続観察を楽しみに、 そのポイントへ訪れてた。すると... ホソミオツネントンボ ♂ Nikon D810+AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED 前回のメスは発見できず、新たにオスを発見。枝になりきる擬態感に感銘、素晴らしい越冬体勢。 ホソミイトトンボ ♂ Nikon D810+AF-S Micro NIKKOR...
View Articleただいま越冬中
金曜日は有休を取り、朝一で免許の更新を済ませそのままフィールドへ向かった。 最高気温は11℃の時々小雨。越冬中の昆虫を探すには好条件。 ホソミオツネントンボ ♂ 前回の記事と同個体。更に奥に移動して越冬体勢になっていた。 最初に発見したメスも必ずここに隠れているはずなのに発見できなかった。 ムラサキシジミ 2枚重なった枯葉の間に単体で身を潜める様子。その他、ウラギンシジミ、キタキチョウはそのまま。...
View Article師走のオンブバッタ
この土日は12月なのに上着が要らない暖かさになり、その影響が昆虫にも見られていた。 それは... オンブバッタ ♀(成虫) これが今の時期のオンブバッタの姿。しかし、これらに混じって幼虫を多数発見。 オンブバッタ(幼虫) 卵で越冬して来年の6月ごろ若齢幼虫が発生。 しかし、この季節外れの暖かさにより孵化してしまったと考えられる。 オンブバッタ(幼虫)...
View Articleはやにえ
ニホンカナヘビ ヒメクダマキモドキ 越冬トンボを探している時に発見したモズのはやにえ。 全てNikon D810+AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED 撮影日:12月16日
View Article越冬場所のイメージ
冬枯れの草むら この草むらにホソミオツネントンボが身を潜めている。分かりやすく撮影したつもりだけれど見つけられただろうか。画像をクリック拡大して見てほしい。 この日は越冬個体の捜索に適した寒空の下で、引き続きホソミイトトンボの越冬個体に執着。 以前の知見では陽当たりの良し悪しに関係なく、ツル植物や垂れ枝での記録を頼りに怪しい ポイントをチェック。すると... ホソミイトトンボ ♀(越冬個体)...
View Article薄紫のバッタ
越冬中のキタキチョウやキタテハの発見に期待して、 ススキの株元付近に目を向けると環境色とは違った薄紫が見えた。それは... ショウリョウバッタモドキ ♀ Nikon D810+AF-S Nikkor 20mm f/1.8G ED 一般的に知られるショウリョウバッタとオンブバッタの間にイメージされ、両種に似るがより局所性。...
View Article2023年 虫納め
正月休みを利用して上京中のK君を誘って今年最後の虫納めを楽しみに沿岸部のフィールドへ訪れた。 既に発見して継続観察中の越冬個体は年明けの楽しみにして、新たな昆虫を探す事にした。 オオカマキリの卵鞘 Nikon D810+AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED 子供の頃から見慣れているけれど、年々小型化している個体が多くなっている気がしていた。...
View Articleホソミオツネントンボ(越冬の魅力に迫る)
あけましておめでとうごさいます。 東京都に生息するホソミオツネントンボの生活史の記録をコンプリートしたので公開します。 クリック 拡大して一枚一枚の画像をじっくりとご覧ください。 越冬環境 越冬の時期は12月~3月上旬。越冬の時期でも暖かい日には小移動している場合もある。越冬場所は発生水域に隣接した林。また、晩秋から冬場には水辺を持つ都市公園でも見かけることがある。...
View Article元旦のチョウ
元旦から張り切って沿岸部のフィールドへ訪れた。管理された公園は休園中。入れる場所を回った。 ムラサキツバメの越冬個体 Nikon D810+Ai AF-S Nikkor 300mm f/4D+SB-700 強風にあおられて撮りずらかったけれど3頭で越冬する場面を観察。 キタキチョウ Nikon D810+AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED...
View Article元旦のオンブバッタ
枯れたカナムグラの群落に入ってみると足元から小さいのがピョンと飛び出した! オンブバッタ ♂(成虫) 宇宙から見た地球を彷彿させるような複眼が非常に美しい個体。 バッタのオスメスの見分け方は見た目で分かるくらいメスよりもオスの方が小さい。 オンブバッタ(褐色型幼虫) ウラナミシジミに続いて年越しのオンブバッタを発見。オンブは卵越冬なんだけれど発生している。...
View Articleホソミオツネントンボ(越冬明けから秋までの魅力に迫る)
トンボファンの皆様、お待たせしました。ホソミオツネントンボの生活史の続きが完成しました。 画像をクリックして一枚一枚の写真をじっくりご覧ください。 ホソミオツネントンボ ♂ 3月中旬、最高気温が18℃前後の日が続く頃、体色が越冬色から薄い水色に変わり成熟に向かう時。 ホソミオツネントンボ ♀ メスはオスよりも体色変化は少ない。 ホソミオツネントンボ ♂...
View Articleどちらも枝
上京中のK君を誘って、擬態越冬している昆虫を探しに都下のフィールドへ訪れた。越冬昆虫の撮影にベストな条件はコントラストが低い極寒の曇り空がいい。3日が曇り空となり条件を満たしてくれた。 林内の何処かに枝に擬態しているホソミオツネントンボが潜んでいる。隈なく捜索していくと、いた! ホソミオツネントンボ ♀ Nikon D810+AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED...
View Article擬木柵に擬枝が...
コンクリートで作られた擬木柵を見て行くと、なんじゃこりゃー! Nikon D810+AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED D300S+AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G 種類は不明だけれど両種ともシャクガの幼虫に違いない。 枝に擬態しているけれど、ここじゃ色が違いすぎるから擬態にならないんじゃない。 撮影日:1月4日
View Article沿岸部の越冬トンボ(年明け編)
例年、年明けから晴れる日が多い中、7日は晴れ予報を裏切り曇ってくれたので、 朝から越冬トンボ探しを楽しみに沿岸部のフィールドへ訪れた。 ホソミオツネントンボ ♂ 発見当初から小移動のみの様子で見事な枝振りを見せてくれた。 越冬クイズ??? 敢えて陽射しが当たる時間に撮影したけれど、前回の掲載分を見た方は解るはず。...
View Article沿岸部のチョウ(年明け編)
越冬クイズ!!? この枯葉の固まりにムラサキシジミが隠れているので見つけね! あたまかくしてはねかくさず。 ムラサキシジミ こちらは継続観察中の個体。いい場所だよねって思わず言ってしまう、 葉と葉の間で越冬中。ムラサキシジミの越冬場所は必ず枯れた葉。 その様子からある程度、色の識別ができると感じられる。 越冬場所は時間帯により陽が当たり雨が当たらない場所にある枯れ葉を好む。 タブの幼木...
View Article黄色いコミミズク
コミミズクの越冬幼虫 D300S+AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G 冬になると探したくなるのがコミミズクの越冬幼虫。いつもなら簡単に見つかるのにみつからない。 その理由はどの木の枝を見ても汚れていて元気がない。今シーズンはダメかと思っていると色艶が良いハンノキの枝を見つけたのでチェックすると、いた!しかもレアなイエロータイプだった。 撮影日:1月13日
View Article冬ごもりのチョウ
ジャコウアゲハのサナギ 石垣の隙間を見て行くと、ジャコウアゲハのサナギを発見。大胆不敵に目立つ場所でも良く見つかるけれど、ここなら風雨を避けられ蛹化には最も相応しい。 ウラギンシジミ 前回に掲載した個体と比較して、ひと回り小さかった。ウラギンシジミの越冬個体を探すなら林縁部の雨が当たらない椿が定番。 ムラサキシジミ...
View Article冬雨のホソミイトトンボ
ホソミイトトンボ ♀ ホソミイトトンボ ♂ 越冬はホソミオツネントンボと同じく身体むき出しスタイルなので、風雨の影響を受けやすく付着した水滴が雨の中といったリアル感を引き立ててくれた。北風の影響を受けやすい場所に越冬していた個体は居なくなっていた。そんなに遠くには行かないはず。また探そう。 全てNikon D810+AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED 撮影日:1月21日
View Article1月下旬のホソミイトトンボ
ホソミイトトンボ ♀ Nikon D810+AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED ツル植物のツルと同調する姿勢に体色とコントラストの調和、 周辺の環境に溶け込んでいる素晴らしい越冬姿を見ることができた。 成虫で越冬する昆虫の観察は寒ければ寒いほど擬態感が出ている気がする。 撮影日:1月26日
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