凍てつく寒さの中で

毎年2月になると池に現れて繁殖活動を行うアズマヒキガエル。
今年もその様子を観察する事が叶った。

娘に捕まったアズマヒキガエル

D800E+AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED
今まで上からの観察のみであったため、腹面がこのような斑模様をしていたとは知らず、娘が捕まえて見せてくれた事により知ることができた。結構キモイ。

アズマヒキガエルのペア

D700+Cosina Carl Zeiss Distagon T* 2.8/21 ZF.2+Zéta EXサーキュラーPL

アズマヒキガエルの卵塊

D800E+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED+Zéta EXサーキュラーPL
ヘドロに覆われてしまい卵自体が見えないものの、この卵塊の中にはたくさんの新しい命が宿り１ヶ月もすれば真っ黒なオタマジャクシの観察が楽しめる。

今回の撮影で使用したのはサーキュラーPLフィルター。
陸上から見えるほどの水深にいる被写体を撮影する場合、水面の反射に邪魔されて被写体をはっきりと撮らえる事が難しい場合が多い。
そういった撮影に効果を発揮してくれるのがサーキュラーPLフィルターで水面の反射を除去する事が可能。
その他にも露出補正やコントラスト調整ではどうにもならない、葉などのテカリを抑えてくれたり、玉ボケの演出を強調させる効果もあり、
昆虫撮影に限らず使用頻度は高く、マクロや広角といったレンズの仕様に問わず、手持ちのレンズ径に合った全てのサイズを揃えておきたいアイテムである。

サーキュラーPLフィルターの効果例を参考までに。
Before

D800E+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
After

D800E+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED+Zéta EXサーキュラーPL

※サーキュラーPLフィルターの詳細はこちらから→メーカーHP。

撮影日：2月1日、8日

撮影地：都立東京港野鳥公園