小雨の中で
羽化の時間帯も過ぎ、 そろそろ成虫の撮影に切り替えたいところであったが天気は一向に回復せず。 すると、湿地にマルタンヤンマのメスが産卵に入ったのを同行したK君が発見。 しばらく観察を続けていたが、やはりとてつもなく敏感...飛び去られてしまった。 そのメスから最盛期に入っている事を知り可能性にかけて撮影条件の良い場所に移動。 マルタンヤンマ ♀ (産卵) D810+AF-S VR...
View Article朝寝坊
金曜日の夜に娘たちとお祭りに行き、飲み過ぎてしまい土曜日はすっかり朝寝坊。 ゆっくり仕度でも間に合うトンボの活動に合わせて植生の豊かな池へと訪れた。 ベニイトトンボ ♂ 左右に飛び出た複眼とアヒルぐち。 正面から撮るんじゃねーよ!と言われそうな強面もベニイトトンボの特徴。 羽化の撮影時には多くの個体がクロスズメバチの餌食となっていたが、...
View Article雨の湿地で
梅雨明けしたにもかかわらず、梅雨の様なスッキリしない天気が続く東京。 雨の日曜日は生息種を調べている湿地帯に訪れた。 雨が小降りになったタイミングで湿地に入ると、 林の暗がりにいる未成熟の体色とほとんど変わらないステージに達しながらも、 雨だからか、羽化場所から飛ばずに残る数頭のカトリヤンマを発見。 カトリヤンマ ♀(羽化後) しずくで濡れた翅が重そうに半開きでいて、...
View Article湿地の片隅で
オツネントンボ ♀(羽化後) 羽化を終えたホソミオツネントンボのテネラルに紛れて、 それよりも少し黒色の強いオツネントンボのテネラルを発見。 羽化場所はここか!とオツネンのテネラルが見られた周辺を丹念に探索。 すると、湿地の片隅でひっそりと羽化殻に掴まっていた個体を発見。 念願であったオツネントンボの羽化撮影が叶い嬉しくも自己初記録となった。 撮影日:7月30日 撮影地:東京都多摩西部
View Articleセミ撮り
この土曜日は沿岸部でセミ撮り。 クマゼミ ♂ D810+AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED 存在感あるガッチリとした体型は何度見ても飽きさせない。 高枝先でシャーシャー鳴く午前中の高活性時は撮影距離が 足りないので生態観察を楽しむための時間。 撮影は低活性時の比較的にげられにくい午後の方が有利。 もちろん、午後でも高枝先に静止している個体も多いが、...
View Article真夏の早朝
どんよりとした曇り空の早朝に訪れたのは河川中流部。 到着早々、最盛期を迎えたオナガサナエのメスが次々と産卵に飛来。 オナガサナエ ♀ 早朝のゴールデンタイムに何とか卵塊が落下する場面を撮りたいと願い、 改心を込めてシャッターを切ったものの運に恵まれず。 オナガサナエ ♀ 刻一刻と明るくなるのを感じる時間帯でもあり、 それによりカメラの感度設定とスピードライトの調整はいつも以上に気を使う。...
View Article飛ばれないように
ヒメアカネ ♂(羽化後) 天候に関係なく明け方やより遅い午前に訪れてもこの状態でいるヒメアカネ。 ヒメアカネに限らずアキアカネもこの状態の個体を早朝の田んぼで見かける。 いつでも飛び去る事が出来るこの時は成熟成虫からは想像もつかないほど敏感で 近寄る事を許してくれない時でもありこの写真が撮れたのは偶然かもしれない。 羽化後のヒメアカネの撮影を楽しんでいると、...
View Article盛夏の細流で
お盆休みに入ったものの残念なのは梅雨の様な不安定な天気が続く東京。 それも今週末まで傘マークがズラリと並ぶ予報にはガッカリさせられ中。 それでも雨の止み間を見計らって撮影には出ております! 写真はお盆休み前に撮影したものをUP。 コシボソヤンマ ♀(産卵) D810+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED オナガサナエを撮影している中規模河川では、...
View Articleお盆休みの池で
池の縁に巣を作って獲物を待ち構えるナガコガネグモに捕まっていたのはアオヤンマのメス。 巣の中心部で獲物を待つクモに掴みかかり、クモを巣から引き離すように捕らえる事があるアオヤンマ。 何度かそんな場面を見てはいるが、未だにその瞬間の撮影は叶わないまま。 しかし、それもアオヤンマが最盛期でクモがまだ幼体の時期だからこその摂食シーン。...
View Articleトカゲに負けない
ニホントカゲの幼体を捕食するチョウセンカマキリの幼虫 D810+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED 爬虫類であるニホントカゲの方が強いイメージを持つが、 体長の差でチョウセンカマキリの幼虫が勝利を掴んだのであろうか。 トカゲにも負けないカマキリは凄い。 撮影日:8月13日 撮影地:東京都内
View Article昆虫の教室
世界でいちばん素敵な昆虫の教室 (三才ブックス) 遅くなってしまいましたが写真提供にてご協力をさせていただいた本を紹介いたします。 ページを開いて行くとフィールドで撮影された美しい昆虫たちの生態写真がズラリ。 Q&Aの解説付きで生態を知ることができる楽しい内容となっています。 通販、各書店にて絶賛発売中ですので是非とも手に取って頂ければ幸いです。
View Article訳あり
夏は何処へと思わせる、お盆休み中の天気にはがっかりさせれつつ、 雨から逃れられた日は真夏の主役であるセミの観察を楽しんだ。 ツクツクボウシ ♂ お盆あたりから増え、他種とは違った面白いメロディーで楽しませてくれるツクツクボウシも登場。 樹木を廻りながらセミの観察を楽しんでいると昼間にもかかわらず羽化!定位しているアブラゼミの幼虫を発見。...
View Article見惚れるシルエット
分布北上で注目度を高めているタイワンウチワヤンマが、 東京港野鳥公園で確認されたと聞き、その姿を探しに訪れてたが発見できず終い。 東京にもジワジワと飛来、進出して来ているようなのでこの先は注目していきたい。 支柱に静止するアブラゼミ D810+AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED 耳に残るほどのアブラゼミの大合唱に包まれながら園内を散策。...
View Article芝生広場で
オオミズアオ D810+AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED 晴れた日の週末であれば自然観察に訪れた家族で賑わう芝生広場。 しかし、週末でもどんよりとした曇り空の日だと残念ながら誰もおらず。。。 そんな芝生広場に植樹されているケヤキの幹に美しい姿で目立っていた。 撮影日:8月20日 撮影地:都立 東京港野鳥公園
View Article涼しい朝一
オナガサナエ ♂ D810+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED+SB-700 不安定な天気に惑わされ行けず3週間ぶりに多摩西部へ訪れた。 そろそろ夏も終わりかと思わせるような涼しい朝一に入ったのは河川中流部。 涼しさプラス増水気味といった条件であったが、 少数ながら活動を見せてくれたオナガサナエにカメラを向けた。 撮影日:8月27日...
View Article晩夏のヤブヤンマ
一日くもりとの予報であったが中流部から移動して谷戸に到着すると暑い陽射しに青空が出始めた。 その上空に目を向けるとヤブヤンマの飛翔あり。 ヤブヤンマ ♂ D810+Ai AF-S Nikkor 300mm f/4D IF-ED 日中に飛翔する姿に出会えるとは思いも寄らずシルエットの撮影を存分に楽しんだ。 ヤブヤンマ ♀(産卵) D810+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm...
View Article晩夏の林内に潜む
ホソミオツネントンボ ♀(未成熟) D810+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED オツネントンボ、ホソミオツネントンボ、カトリヤンマの羽化が見られた湿地に再び訪問。 羽化後の行方、生活を知りたく湿地周辺の林内を探索していると枝先に静止するホソミオツネントンボを発見。 越冬時と大して変わらないような姿ではあるが晩夏に発見できた事が何よりも嬉しい。...
View Article晩夏の林内に潜む
ホソミオツネントンボ ♀(未成熟) D810+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED オツネントンボ、ホソミオツネントンボ、カトリヤンマの羽化が見られた湿地に再び訪問。 羽化後の行方を知りたく湿地周辺の林内を探索していると 枝先に静止するホソミオツネントンボを発見。 越冬時と大して変わらない姿ではあるが、晩夏に発見できた事が何よりも嬉しい。...
View Article縁起悪
溺れるルリボシヤンマ ♂ D810+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED 午後を過ぎてからルリボシヤンマが棲む池に訪れた。 池を覗き込むと、なんと残念な事にルリボシヤンマが溺死! 縁起が悪い光景を見てしまったと思いつつも、別の個体の飛来に期待して待ったが、 結局、飛来せず...以前から何故かこのルリボシヤンマとは相性が悪い。...
View Article帰り際に
シオカラトンボ ♀ D810+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED 台風一過に慌ててルリボシヤンマ、カトリヤンマの活動に期待して、 多摩西部方面へと訪れるも荒天直後を嫌ってか全く活動が見られず空振り。 気を落としながら帰り際に近所の公園を散策。 するとシオカラトンボのメスが超ロングホバリングを披露してくれた。...
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