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Channel: 東京昆虫記
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途切れる陽射しの中で

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ムラサキツバメの観察を済ませた後、次は水辺で残り少ないアキアカネの観察をしようかと思っていると大雲によって陽射しが途切れてしまった。

D700+AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED
陽射しのあるうちは心地よい晩秋といった様子のフィールドではあるが、陽射しが無くなると一転して肌寒く、もはや冬そのもの。
陽射しが無くなるとアキアカネの活動には期待できないので、陽射しの有無に左右されない越冬昆虫たちの姿を探した。
アカボシゴマダラ (幼虫)

D800E+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
エノキの幼木の幹で見つけたアカボシゴマダラの幼虫。
前記事のムラサキツバメは成虫で越冬するタイプであるが、アカボシゴマダラは幼虫で越冬するタイプ。
種類によって越冬スタイルが異なり面白い。
この先、この幼虫はこのまま幹で越冬するか、それとも積もる落葉の下に移動しているのか気になるところ。
再び真冬の時に訪れ観察するとしよう。

撮影日:11月30日

撮影地:東京都沿岸部

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