この週末はトンボシーズンの開幕を飾るのに相応しい、暖かく穏やかな天気になったので、
成虫の姿で何処かに越冬していたオツネントンボの活動に期待して生息地に訪れた。
オツネントンボの生息環境
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Nikon D810+AF-S Nikkor 20mm f/1.8G ED+C-PLフィルター
オツネントンボは明るく開けた草ボウボウの大草原と、産卵場所となる水生植物の繁茂が見られる水辺が隣接して在る環境をより好む。余談だけれど80年代にアメリカザリガニ、ギンブナ、ブラックバスを釣りに通っていた、今の品川区八潮団地と大田市場周辺が当時こんな環境だった。もしも願いが叶うのなら今の知識でその頃のその場所にタイムスリップしてじっくりと昆虫を探したい。
朝は全く水辺に姿を見せていないのを承知で活動時間よりも早くポイントに入るのが自分のスタイル。その理由は何処からオツネントンボが水辺に飛来するのかを知りたく、それが越冬場所の手掛かりになるかも知れないからだ。到着して湿地を歩くと獣(イノシシ)の異臭がした。稀に昼間も見かけるので撮影中に突進される危険もある。ここは柵がされた公園とは違う大自然の中。観察スタイルが自由な分、イノシシは勿論、マダニ、毒ヘビ等、野生生物からの攻撃には心得が必要。気温が上昇して来るとテングチョウやキタテハの飛翔が見られた。そろそろオツネントンボの出現タイムだ。すると...
オツネントンボ 雄
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Nikon D810+AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
あれ!いったいどこから来るのか?いつの間にか水辺にいるし。
オツネントンボ 雌
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Nikon D810+AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
オツネントンボの連結産卵
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Nikon D810+AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
産卵は底まで見通せるほど水質がクリアな水辺をより好む。
この事はオツネントンボに限らずホソミオツネントンボ、ホソミイトトンボに共通する。
オツネントンボの連結産卵
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Nikon D810+AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
爽やかな春風を身に感じて、水に浸かる枯ガマと新緑のイネ科に産卵するオツネントンボに、そっと寄ってカメラを向けた。いよいよ東京のトンボシーズンが開幕。今シーズンも存分に楽しみたい。
撮影日:3月22、23日
成虫の姿で何処かに越冬していたオツネントンボの活動に期待して生息地に訪れた。
オツネントンボの生息環境

Nikon D810+AF-S Nikkor 20mm f/1.8G ED+C-PLフィルター
オツネントンボは明るく開けた草ボウボウの大草原と、産卵場所となる水生植物の繁茂が見られる水辺が隣接して在る環境をより好む。余談だけれど80年代にアメリカザリガニ、ギンブナ、ブラックバスを釣りに通っていた、今の品川区八潮団地と大田市場周辺が当時こんな環境だった。もしも願いが叶うのなら今の知識でその頃のその場所にタイムスリップしてじっくりと昆虫を探したい。
朝は全く水辺に姿を見せていないのを承知で活動時間よりも早くポイントに入るのが自分のスタイル。その理由は何処からオツネントンボが水辺に飛来するのかを知りたく、それが越冬場所の手掛かりになるかも知れないからだ。到着して湿地を歩くと獣(イノシシ)の異臭がした。稀に昼間も見かけるので撮影中に突進される危険もある。ここは柵がされた公園とは違う大自然の中。観察スタイルが自由な分、イノシシは勿論、マダニ、毒ヘビ等、野生生物からの攻撃には心得が必要。気温が上昇して来るとテングチョウやキタテハの飛翔が見られた。そろそろオツネントンボの出現タイムだ。すると...
オツネントンボ 雄

Nikon D810+AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
あれ!いったいどこから来るのか?いつの間にか水辺にいるし。
オツネントンボ 雌

Nikon D810+AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
オツネントンボの連結産卵

Nikon D810+AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
産卵は底まで見通せるほど水質がクリアな水辺をより好む。
この事はオツネントンボに限らずホソミオツネントンボ、ホソミイトトンボに共通する。
オツネントンボの連結産卵

Nikon D810+AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED
爽やかな春風を身に感じて、水に浸かる枯ガマと新緑のイネ科に産卵するオツネントンボに、そっと寄ってカメラを向けた。いよいよ東京のトンボシーズンが開幕。今シーズンも存分に楽しみたい。
撮影日:3月22、23日