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Channel: 東京昆虫記
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木々が色づくころ

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D700+COSINA Carl Zeiss Distagon T* 2.8/21 ZF.2
紅葉を見せるクヌギやコナラの雑木林。その中で活動を見せていたのはクヌギカメムシ。

クヌギカメムシ ♂

D300S+AF-S DX Micro NIKKOR 40mm f/2.8G+Sigma Electronic Flash Macro EM-140 DG
11月に入ってから樹皮を歩く姿を目撃。生殖活動を待ちわび観察を続けていると、ようやく中旬あたりから産卵を始めるメスの姿がチラホラと観察することができ、程良いころを見計らって撮影にとりかかった。

クヌギカメムシ ♀ (産卵)

D80+Sigma Mini Zoom Macro 28-80mm F3.5-5.6 Aspherical+魚露目8号+Sigma Electronic Flash Macro EM-140 DG
写真はクヌギの樹皮のくぼみに産みつけている様子。産卵に入ったメスは少しづつ位置をずらしながら、時には1週間以上にわたり同じ場所で産み続けている個体も確認できる。その殆どが太陽光の届かない北側や東側に産卵例を見る。そして、園内にあるクヌギをひとつひとつ丁寧に調べてみたが、すべての木で産卵を確認できる訳ではなく限られた木のみ。そのことから栄養素の高い木を選んでいるといった様子にも伺えた。

撮影日:11月24日

撮影地:都立東京港野鳥公園

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