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丸太の下で越冬中

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例年、冬になると何故かリュウキュウツヤハナムグリの記事がアクセスランクに入り嬉しい限りでまだまだ人気度は高め。ただ、以前と比べて有名ポイントは幼虫が排出した糞が分解されずに目立つばかりで生体は少ないが、沿岸部の全域に分布を広げているので適当な場所でも糞があれば生体は見つかる。

丸太の周りに糞が見えていたので怪しいと思いどかしてみると...

リュウキュウツヤハナムグリ

幼虫、土繭、成虫と各ステージでの姿を見せてくれた。掘らずに丸太を起こしただけ。意外と表層で見られる事が多い。1月に土繭の中で成虫になっている個体もいるが成虫の活動は夏場。ただ、真夏にも幼虫を検出していて成長過程は様々である事が今のところ分かっている。幼虫の飼育にはメーカーを問わずカブトマット、ヒラタノコ一番、黒土のみも試したけれど全てOK。幼虫は順応性に優れている。

合わせてご閲覧ください。
7月のリュウキュウツヤハナムグリ
新たな展開
真冬のリュウキュウツヤハナムグリ

全てNikon D810+AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED

撮影日:2月11日

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