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長引く猛暑

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真夏と言えばやはり黄昏ヤンマの状況が気になる季節。お盆休み中もいく日かヤブヤンマ、マルタンヤンが、それぞれ産卵に入るポイントに通ってはいたものの、この長引く猛暑の影響によるものか、それとも詠みが甘いのか、全く産卵に飛来する個体はなく、残念ながら産卵行動の写真は撮れず終い。

その一方、河川上流域から細流に生息する黄昏活動性を持つコシボソヤンマは当たり年と思えるほどに発生状況が良い様子にあり、昨年に引き続き産卵行動を撮らえる事ができた。

コシボソヤンマ ♀(産卵)

この産卵個体は午後に撮影したもの。オスの飛翔撮影目的で12日の早朝に訪れた時は午前6時に産卵個体が確認できた。
その事から産卵は朝から日中いっぱいおこなわれているものと思われる。

コシボソヤンマ ♂


全てD700+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED+SB-700(オスの静止のみ三脚使用)

撮影日:8月10日、11日

撮影地:東京都多摩川水系上流部(産卵個体)東京都多摩南部地区(静止個体)

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