春先の草はらで

朝から気温がグングン上昇したこの日は、近くのフィールドにある草はらに訪れてみた。
すると、嬉しくも越冬明けのキタテハが多数見られたのでそっと近寄りカメラを向けた。

キタテハ

Nikon D810+AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED
寒い冬を乗り越え、ようやく暖かい陽射しを感じて活動開始といった様子。また昆虫の活動が目立たない時に、いち早く目立った姿を見せ撮影を楽しませてくれる。

キタテハ

D810+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
この観察地とその周辺では食草のカナムグラを見た事が無く、もしかすると河川敷から遥々飛来しているのかもしれない。また、この場所で越冬しているのかも謎。いつか必ず身近な場所で越冬する個体の発見に努めたいと思う。

キタテハ

D810+AF-S VR Micro-Nikkor 105mm f/2.8G IF-ED
日光浴と縄張り占有は正午過ぎになると中途半端な開翅になってしまうので、完全な開翅姿の撮影を求めるのであれば、午前中から出現する場所に張り込む必要がある。今回は残念ながら気を抜いてしまった事によりそのタイミングを逃してしまった。またの機会に広角レンズでの開翅撮影を叶えたい。

撮影日：２月２２日