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Channel: 東京昆虫記
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経過観察

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東京は2月に入ってから寒暖差の激しい日が多く、また4日には過去最も早い春一番が吹いた。そんな急変する早春のフィールドで、越冬している昆虫達はどう過ごしているのか。この週末は12月〜1月の間に発見して越冬状態の経過観察を楽しんでいるチョウとトンボの様子を確認してみた。

すると...

ウラギンシジミ


キタキチョウ


コミミズクの幼虫

ウラギンシジミ、キタキチョウ、コミミズクの幼虫は発見当初から動かず。しかし、越冬集団が見られていたムラサキツバメは残念ながら全て消滅。何処に行ってしまったのか謎。

ホソミオツネントンボ ♂

最高気温16℃予報の日曜日は、越冬トンボの観察に訪れた。すると、陽当たりが良い場所に休止していた個体は全て皆無。

ホソミオツネントンボ ♀

足を踏み込む事による気配で飛び出す個体もあり、それらの体色変化に注視したが、まだ変化は見られず。日影で休止していた個体はそのまま。今回の観察結果は、陽当たりが良い場所に休止している個体から徐々に活動を開始している。そんな様子を観察することができた。

撮影日:2月6日、7日

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