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Channel: 東京昆虫記
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初夏のトンボツアー 河川編 2

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アオサナエ 雄

縄張り占有するオスをスマホで接写する修行。足元に注意しながら直線的にゆっくりそっと近寄る事が鉄則。この時に上下左右のちょっとしたアクションが飛ばれてしまう原因となる。そうアドバイスをしながらSさんに楽しんでいただいた。正直、初チャレンジでここまで寄れるとは思わず上出来。素質があるのでシーズン中に再びチャレンジすればズームしなくてもイケる。

アオサナエ 雄

寄れる寄れないは各個体の性格があり、それはトンボに触れる距離まで近寄る技術を身につけなければ分からなかった事。また、トンボに近寄る技術を身につけられれば、他の昆虫を撮影する時にも通用する。ただ、トノサマバッタには通用しない。

ホンサナエ 雄

Sさんがなんか飛んでると言うので、それを見るとアオサナエの産卵。
コレ撮らなきゃダメな場面!高感度に設定して広角で挑む。すると...

アオサナエ 雌(産卵)

影になっていて分かり難いけれど腹部先端の少し手前下側に写る物体が卵。アオサナエの産卵はホバリングしながら川面に卵を落下させる習性。産卵は夕方に行われる場合が多いと聞くが、夕方の写真はコントラストが強くなるので好きじゃない。雨で産卵が出来ない翌日の晴れが午前中に産卵を狙えるチャンスがあり、この日がグッドタイミングだった。Sさんのお陰で撮る事が叶った。ありがとうございました。もう少しSさんに接写の指導をしたかったけれど、追い回したせいでか、いつの間にかサナエトンボは皆無に。さて次はどこに行こうか。つづく...

全てNikon D810+AF-S Nikkor 20mm f/1.8G ED

撮影日:5月11日

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