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Channel: 東京昆虫記
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4月上旬の池で

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この土曜日はサナエトンボの羽化に期待して都下の河川に訪れたが、羽化、羽化殻ともに見つからず。ただ遅れているだけに願いたい。そろそろアジアイトトンボが出ていると思い沿岸部の池にワープ。

アジアイトトンボ ♂(未成熟)

静止している植物も構図に含めたく縦位置に。春から秋にも見られ年多世代。
冬場に水が無い田んぼでも、夏になると沢山見られるのは何故なのか?いつか調べたい。このオスは複眼が白濁していたので羽化から日が浅い個体。既に午後を過ぎていたけれど花冷えの条件なので、
まだ羽化中の個体が見られるかも知れないと思い捜索。すると...

アジアイトトンボ ♂(羽化)

羽化時の体色は全体的に半透明で翅脈が目立ち、腹部がストローのように透けて見えるのがイトトンボの羽化時の見どころ。捜索時に羽化殻も豊富に見られていたので、この春は池に隣接した草はらで豊富な様子に期待できそうだ。その頃に再び訪れたい。

全てNikon D810+AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED

撮影日:4月6日

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